旦那との出会い〜序
世はソシャゲ全盛期ですよね。
てしみのようないにしえの腐女子も楽しめるゲームアプリ、たくさん開発されていて嬉しい限りです。
ゲーム、大好きです。
ゲームこそがてしみと旦那を繋いでくれたものの一つ、でした。
たくさんのご縁を経て出会ったてしみと旦那さんですが、
そもそも、てしみがゲームをしていたからこそ出会えたお相手。
ゲーム関連のSNSで繋がった、つまりはネットで出会ったお友達の、そのまたお友達がこそ旦那でした。
初対面は東京ビッ●サイト。
分かる人には分かる、お察し系カップルです。
彼と出会った時てしみには、一緒に暮らしている男性が居ました。
暮らしているといっても、お付き合いはしておらず、体の関係もありません。
これもまた、ホモ系同人誌を始めとするオタクスピリッツに教えてもらった、“軽率な同居はたのしい”という概念が…そこから来る自分の軽さが生んだ状況といえますね。
クラピカとレオリオ、よく同人誌の中で同室に泊まらされてたけど、なんにも起こらない(でレオリオが焼きもきする)こととかざらだったし?
なんなら夢豚時代は、てしみ自身、跡部様のお屋敷に恋人でもないけど住まわせてもらったことがありましたよね。
それにゲームの世界で冒険していると、単なる仲間と同じ宿の同じ部屋で寝る事なんて普通です。
そんなわけで道徳的に微妙かとは思いつつも、至って普通にルームシェアをしておりました。
しかし世の中そううまくはいきません。
やはりこんなオタクでも、メスはメスでした。
最初は友人として接していたはずの同居人が、てしみのことを女として意識するようになってしまったのです。
なんなら、『お前みたいなオタク女が、俺のこと好きにならないわけ無いだろ』くらいの驕りを感じました。
いやいや…
オタク女だからこそ、顔も声も性格もいい男ばっか見て生きてきてんだよ!
理想だけはバベルタワーより高いんだよ!
と…そんな驕りを持って許されるのは諏訪部キャラだけだよ…まだまだだね!
3000ポイントのダメージを受けるか、あるいはアクションに失敗して下層まで落ちてほしいものです。
それはともかく、てしみの日常に、常に性的暴行のリスクがつきまとい始めた時。
助けてくれたのは旦那となる彼、でした。
続きます。