〜30歳越えのキモオタ女が結婚し、新婚生活を送れるようになるまで〜

まさにタイトルの通り。

自分に奇跡のような出来事が起こったので、せっかくだからブログにしてみようと思います。

 

ここでの名前は『てしみ』とさせていただきましょう。

これは筆者が生涯をささげるつもりでいたほどに深く愛したキャラクターの名字をもじったものです。

 

てしみは昨年、お付き合いをしていた彼と結婚いたしました。

お付き合いをしていたといっても、もともとはただのセフレ。

何ヶ月かのセフレ時代を経て、正式なお付き合いを決めると同時に婚約という、不思議な関係から私たちはスタートしました。

 

交際から入籍まで、その間わずか8か月。

いわゆる授かり婚…ではなく、順序を踏んで入籍にまで至っています。

 

よく、こっちが恥ずかしくなるくらいの青臭いカップルが、付き合ってすぐ『結婚しようね❤️』とのたまっているようなアレ、ありますよね。

どうせすぐ別れんだろお前らって突っ込みたくなるだけでなく、その後実際にすぐ別れてる奴らがよくやるアレです。

 

鼻で笑うような何気ない言葉を、そのまま有言実行してしまった感じの幸せな二人がてしみとてしみの旦那です。

そう、幸せなんです。

こんな幸せ、てしみのような人間に訪れるとは想像すらしていませんでした。本当に。

 

だっててしみは、小さいときからずっと気持ち悪いオタクだから。

寝ても覚めても2次元か2.5次元のことばかり考えていて、ホモ同人誌や女体化のエロ本で得た知識ばかりが増えて行く中、とりあえず体裁を保つためだけに恋愛してきたクソビッチだから。

 

でも結婚できた。

とても優しく素敵な、自分から好きになった男性と。

家族にも祝福される、幸せな結婚ができたんです。

 

そこには恋愛のテキストも、自称恋愛上手のアドバイスも、恋に効く香水だのお守りだのもなにも必要ありませんでした。

ただ必要だったものを思い起こせば、それは、“楽しくオタクであり続けること”だったと、自信をもって言えます。

 

てしみが結婚できた理由の一つ、それには確信があるんです。

 

それは何よりもまず、“とりあえず気になったらセフレになっとけ”という気持ちを持ち続けていたという点。

“とりあえずヤッてるだけ系ホモ同人誌”のスピリットを受け継いでいたから、と言い換えることもできます。

 

“なんだかんだ一ページ目から唐突にヤッた二人は、だいたい最後にはいい気持ちになってる”

“受けが報われない立場にあったとしても、上下巻モノなら下巻はだいたい救済お清めセックスハッピーエンド”

 

それはてしみが、エロ同人誌を読んだり、時には描いたりしながら学んできたこと。

“結婚したきゃとりあえず処女捨てろ”

これこそが20年間ほど、オタク活動を続ける中で無意識のうちに察していた真理…。

 

王子様なんて迎えに来ません。

運命の人なんてこの世には存在しません、夢見てる時間が勿体ないです。

王子様は自分で作り出すものだし、そうして見いだした相手こそが運命の人。

こればかりはインプットよりアウトプットが大切な部分です。

 

このブログでは、これまでの人生を振り返りつつ、てしみのような救えないオタクでも…どんなオタクでも、幸せな結婚へとこぎ着けられる可能性を、

わずかでも上げるためのお話が少しでもできればいいなと思っています。

 

次回からはそんな感じで始めて行きたいと思うのですが、とりあえずてしみはこれからグラブルにいそしみます。

今やってるイベント、ものすごいホモホモしくて最高ですよ。

 

明日から…明日からがんばるから…!